居間まで居住していた部屋の大掃除をする。これは引越しをする際には必ずやるべき事です。
きれいな状態で所有者にお返しするのが礼儀であると、常々思っています。
これは、返戻敷金に直接影響もする事でもあるので、必ずやっておきたいです。
賃借時の契約書等で、「退出の際は、原状復帰の上明け渡すこと。」と明示されてあったと思います。
とはいえ、経年劣化による損耗はどうしても生じてしまいます。
この点に関してこちら側に責任が生じることはないのですが、やはりできる限りきれいにして退去したいものです。
それでは、どの程度きれいにすればよいのでしょうか?
特に気をつけなければならない箇所としては風呂場・トイレ・キッチン周り・床などが挙げられます。
まずは風呂場。
ここは汚れが非常に落ちにくい場所です。特に落ちにくいカビによる黒ずみは、カビ取剤でつけ置きしておけば多少落としやすくなります。
次にトイレ。
ここはやはり便器の汚れが一番目立ちます。
退去日の数日前から漂白剤を使用し、便器内部の黄ばみを少しずつ落としていけば、退去日までには結構きれいになってたりします。
さて、キッチン周り。
このキッチン周りは油汚れや水垢でかなり汚れてしまっています。
強めの洗剤が市販されていますので、徹底的にやっつけてしまいましょう。
それでもある程度の汚れが残ってしまう場合がありますが、多少の汚れ残りは致し方ありません。
水周りを一通りきれいにできると、かなり楽になります。
部屋の掃除機かけは普段かけないところまできっちりと、クロスにできた傷などは補修剤を使用して修理しておきましょう。
壁にこびりついたヤニ汚れなどは、薄めた洗剤を吹きかければきれいに落ちます。
フロア床は雑巾がけ、窓拭きも忘れずに。ついでにベランダもあわせて掃除しちゃいましょう。
一番大事なことは、「掃除は手際よく！」ということ。
後々の予定を踏まえて、効率の良い掃除を心がけましょう。